2016年08月15日  作品別感想 

三者三葉 完走感想 メイン三人への印象を中心に

 三者三葉を見る前の評判として聞いていたのが、今までアニメ化された日常系作品とは違う「黒い日常系」だということだった。それはきっと葉山照の存在を表した言葉だったのだろう。普通の日常系に満足できな日々を過ごしていた私はその黒さに大いに期待していた。しかしその期待が満たされることはなかった。普通の可愛い子じゃないですか。もっと視聴者をゾクゾクさせてくれないと困ります。EDの「幸せになれるもの」=「ここでは言えない」という発言には驚かされ、人の不幸とかかなと勝手に想像したけれど、回を追うにつれてどうせ可愛いものなんでしょ、と思うようになっていった。黒さはいまいち、その代わり可愛さは一流。この子とは先入観ないの状態で出会いたかった。

 仲良しn人組を描く作品はどうしても目立たない人が出てくる。この作品においてそれは双葉だったと思う。他の二人は勝手にキャラが立っていく。照の話を作りたければ姉を出せばいいし、葉子様ならお嬢様時代のつながりでいくらでも話が作れる。でも双葉については、辻やいとこがちょっと出しづらいこともあり、メイン3人の話を中心とせざるを得ない。それでも空気化を防ぐことができていたのは、やはり特徴的な声によるものではなかっただろうか。それとOPで視聴者にハートを送るという大役を務めていたことも大きかったと私は見ている。結果的にはうまくバランスが取れていた。

 さて葉子様だ。第1話の時点では本当にこのキャラで行くつもりなのか疑問であった。だってお嬢様だぜ?12年前の日常系事情は知らないけれど、今時お嬢様キャラでキャラクターを立てられるのか。ていうか少なくとも12年前からお嬢様はハンバーガーを珍しがり続けてきたと知って驚いた。しかし回を追うごとに考え方は変わっていった。人間の内面は細かい振る舞いに現れるという。目つきが、お嬢様。笑顔が、お嬢様。声が、お嬢様。立ち姿が、人使いが、体系が、仕草が、お嬢様。葉子様は、お嬢様だったのだ。 気が付いた時には私も葉子様に正座を命じられたいと思うようになっていた。
 私が葉子様にお嬢様を感じた一番の要素、それはサイド髪である。ちょっと厚めのサイド髪が揺れる様子はまさしくお嬢様であり、全お嬢様分の4割くらいを占めていたと思う。髪は作品の価値を左右する、私が三者三葉から学んだことである。

終わり
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