2015年12月05日  作品別感想 

天空のエスカフローネ 感想

私は普段新作アニメばかり見ている。たまには昔の作品も見てみようとして選んだのが『天空のエスカフローネ』だ。新しい作品とは思っていなかったが、放送から20年前も経っていることは知らなかった。
主人公が異世界に飛ばされ戦いに巻き込まれるところから物語は始まる。サンライズお得意のロボットアニメだ。

主人公が女性で相手役が二人の男性という点が特徴。男性一人に女性二人というよくあるパターンの逆だ。少女漫画を意識した構成だろうか。感情のままに行動する場面が多いのは女性ならでは(偏見)。
戦闘は男性が行い女性はサポートにまわる形は普通と同じ。だが本作の主人公はかよわいわけではなく、高い身体能力を生かして体を張ることもしばしば。陸上で鍛えたきれいなフォームでの走りはヒロインのイメージを覆す。

全編を通して丁寧に作られている印象を受けた。場面の移り変わりこそ急だが、登場人物の意図や考え方がわかりやすいのが良い。
出したものは放置せず回収していくスタイルで、見ていてとても心地が良かった。終盤に入る頃には「現時点ではこの点がわからないけど、後で説明してくれるのだろうな」と作品に対して信頼するようになったし、実際にそのような点はほとんど説明があった。
欲をいえばエスカフローネがどのようにして作られたのか、どういうロボットなのかもう少し知りたかった。

映像の動きの良さにも触れておきたい。現代流のスイスイ動くロボットも良いが、大きく重い金属の塊がガキィンと音をたててぶつかり合うのも見ていて楽しい。こういうことをやらせるとサンライズは頭二つ抜けている。

黒幕の正体には胸がときめいた。この人がロボットアニメに出てくるのか!あくまでも明言はしないのが素敵だ。
引力と反作用は登場したけれど慣性は出てきただろうか。

この作品を作った会社が『コードギアス』を作り、この作品に関わった人が『ノブナガザフール』を作ったことがなんとなく納得できた。

現代アニメを見ていると異世界に飛ぶ話はつまらないと思ってしまいがち。でも、飛んだ先の世界が魅力的ならば、面白い話になるということを思い出せた。
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