2017年12月31日  年間感想 

話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選

今年は本当にアニメを見られなかったのだけれど、10選できるくらいの数は見ていたようで良かった。毎年この記事を書いているとき、とても楽しいので。


ルールや他の方の10選記事は下のURLからどうぞ。

話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選
http://shinmai.seesaa.net/article/455468444.html

「話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選」参加サイト一覧
http://shinmai.seesaa.net/article/455612748.html



ヘボット! 第17話 「ネジささる、ゆえにヘボあり」

ホビーアニメによくある販促回で、ヘボットの様々な関連商品が紹介される。商品の中の一体が本物を罠にかけて居場所を奪い取ろうとし、さらにそこへパチモノまで参戦して大騒ぎ・・・。よくある販促回・・・なのかなあ?

この話の見どころは何と言ってもヘボットのパチモノであるパチボット。一目でパチモノだとわかる姿と、妙に貫禄のある声、東南アジア風の言語と顔面で繰り出すギャグは、見る者の脳裏に強く焼き付いたことだろう。

2017-10-13_003751.png 

ミョンミョンヘボラヘー!

日本の朝はヘボットから始まる。



おそ松さん 第8話

ショートストーリー中心のアニメ。クオリティがばらけやすく、なかなか1話丸ごと大好きということにはならないのだが、第8話は私の好きな回が揃った。

「合成だよん」
合成マシンで色々なものを合成するという新鮮さのないストーリーだが、主要キャラクター達が合成されてわけのわからない物体になっていく絵の面白さが抜群。このアニメの狂気・ダヨーンが主人公であることもおかしさを倍増させている。

このアニメ特有の投げっぱなしオチも見事。

「十四松とイルカ」
このアニメの狂気・十四松がイルカショーのイルカになる話。あらすじのおかしさについて説明は省く。ヒロイン的存在のイルカ指導員が曲者で、誠実かつ頭のネジが外れた言動で十四松を翻弄する。

1期から見ている人は「十四松は頭おかしい」「十四松回のヒロインはまとも」という先入観があるため、「十四松回のヒロインが十四松を翻弄している」展開に惑わされてしまう。ギャグなのか感動なのか、真面目なのかふざけているのか、話が進むにつれてどんどんわけがわからなくなっていく不思議な体験ができた回だった。

このアニメ特有の投げっぱなしオチも見事。



霊剣山 叡智への資格 第8話「血雲峡」

主人公の活躍を描くことの多いこの作品において珍しいサブキャラ回。といっても活躍するわけではなく、悪人に捕まって絶体絶命の危機に陥る。コミカルな印象のあるこのアニメだが、実際は、人が死ぬときは死ぬし、戦闘力に差があれば逆転はほぼ絶望の、厳しい世界。状況的に主人公が助けに来るなんてことも無い。一応メインキャラなのにこんなにあっさり消えてしまうのか?とは思うのだけれど、状況を打開する道も一切思いつかない。

普段見ているアニメでは味わえないような緊張感があった。中国アニメならではだろうか。

彼らが助かったのか、それともやられてしまったのかは伏せる。衝撃のラストに、登場人物と一緒に私も呆然としてしまった。



トミカハイパーレスキュードライブヘッド 第17話「巨大観覧車を止めろ!」

高度に発展して住みやすい代わりにやたら災害が起きる街でロボットのレスキューチームが頑張る作品。気になる今回の災害は、タイトルの通り軸から外れた観覧車が巨大な車輪となって街を破壊していくというもの。災害のバリエーションが豊かだなあ。

回転を止めようとする主人公たちの装備や作戦を、圧倒的な大きさと質量で次々と無効化して突き進む姿は迫力満点。ただ転がっているだけなのに「どうするんだこれ」という絶望感がある。

30分の枠の20分近くをAパートに割いて長々とピンチの連続を見せる大胆な構成がスリルを倍増させていた。その代わりとても短いBパートであっさり解決しちゃうのはご愛敬。それでも主人公たちをギリギリまで追い詰めた観覧車、恐るべし。



進撃の巨人 第31話「戦士」

先に原作を読んでいて、この回をどのようにアニメ化するのか全く分からなかった。次のような場面があったから。「少し距離を置いて数グループに分かれた人たちが、別々に会話する。あるグループは普通の会話をしているが、別のグループでは超重要なことを言っていて、会話は同時進行する」。会話を同時進行させるのは、吹き出しを使って会話する漫画向きの場面であり、音で会話するアニメでは難しいように思えた。

ところが放送を見ると、違和感なく見ることができたので非常に驚いた。超重要な事実があっさりと明かされる感じもよく出ていたと思う。

難しい場面を見事にアニメ化したことのすごさを評価して選出。



結城友奈は勇者である 第5話「さよなら」

戦闘少女もので葬式をすることも珍しくなくなってきたけど、なんとこの話では10分くらい葬式している!勇者であるシリーズ特有の趣味の悪さが全開。

式の中で、世界を守るために子供に戦わせることが当たり前となった社会の歪さが強調される。静かな葬式の場面から、感情を抑えきれなくなった主人公の絶叫へ繋がる音の演出が、素敵だった。この素敵な音の演出を映画館で聴けたからこそ選出したと言ったら、「テレビアニメから選んでないじゃないか!」と叱られてしまうだろうか(笑い)。



ロクでなし魔術講師と禁忌教典 第2話「ほんのわずかなやる気」

第1話でヒロインから決闘を挑まれるテンプレート展開から敗北するという衝撃的なデビューをした主人公だが、第2話ではかっこよかった。授業の場面は主人公の優秀さの説得力があった。「呪文の詠唱をアレンジするとどうなるか?」。生徒と一緒になって興味津々で聴いてしまった。

最後にしっかり下らないオチをつけてくるところまで含めて素晴らしい。アニメ自身が、自分が何者なのかをよくわかっている。



少女終末旅行 第6話「迷路/調理」

広大な世界に二人ぼっち、と聞くと自然の中に居るように思えるのですが、この作品で周りに広がっているのは旧文明のビルや工場などの人工物ばかり。視聴を進めていくうちに、不思議とこれらの人工物が自然に見えてきた。背景が一番自然っぽい第6話が好き。ウネウネとしたパイプが印象的。

2人がおいしいものを食べている姿が好きだし、もちろんポニテユーも好き。ポニテユーいいよね。



この素晴らしい世界に祝福を!2 第8話「この痛々しい街で観光を!」

観光地の現地民が次々に宗教勧誘してくる場面で笑ってしまった。天丼ネタのペースを徐々に上げていき、ラストに少しタメを作ってから大きな笑いに繋げる流れがとても好き。

強引な宗教勧誘と無縁の人生を送りたい気持ちでいっぱいだ。



プリンセス・プリンシパル 第2話「case1 Dancy Conspiracy」

良いアニメに出会うときには2つの大切な瞬間があると思う。序盤に「もしかしたら面白いんじゃないか」と予感しわくわくする瞬間と、中盤以降に良いアニメであることが確定する瞬間の2つ。読者のみなさんはどちらの瞬間が好きですか?私は1つ目の方。

全話面白いこのアニメの中でも、特に好きなのが2話と8話で、それぞれ私にとっての1つ目の瞬間と2つ目の瞬間にあたる。どちらも最高なんだけれど、好みの差で今回は「2話が好きだった」と書き残そうと思います。

いや~~~~~でも8話選ばないとかバチ当たらないかなあ・・・。



来年もアニメ見まーす。


関連記事

2015年版
http://namaanime.blog.fc2.com/blog-entry-32.html

2016年版
http://namaanime.blog.fc2.com/blog-entry-125.html


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント