2017年09月13日  話数別感想 

プリンセス・プリンシパル 第9話 感想&武術の話

 ちせ回だ!
 ちせのキャラクター紹介に「日本から来たので突拍子もない行動をする」みたいなことが書いてあるけれど、これまでそんなに変なことをしてこなかったので、オイオイ適当なお飾り設定かよ、と思っていた。しかし今回の行動は変人そのもの。お飾り設定じゃなかった。
 他にも私が気になっていた部分のフォローをしてくれた。
・女子高生がスパイをするのがウリのアニメだけど学生成分がないじゃないか
・プリンセスと他のメンバーが仲良くなった理由を決めてなかったじゃないか。怪しまれないの?
など。「あれはどうなった?」の種を自然にさらっと潰してくれるのを見せてもらえると私の機嫌がドンドン良くなっていく。


「東洋人、カンフーを使ってもいいんだぞ」
 決闘の時の煽りが良い感じ。悪意がこもっているのはもちろん、相手の国に興味が無いことがよく伝わってくる。「なんて煽ろうかな、東洋だから・・・そうだカンフーってのがあったからそれにしとこう」みたいな適当感がある。
 カンフーはロンドンでも有名なんですかね。はるか昔、シルクロードを通って中国拳法家がヨーロッパに行き、現地の戦士達を次々に倒して恐れられた……って烈海王が言ってたけど。

 ここで猛烈に脱線して、19世紀ロンドンで日本武術が知られているのかどうか軽く調べてみる。近代空手は1920年頃アメリカ、1960年頃オランダへ伝わったのでまだ知られていないだろう。柔術や柔道は1900年頃にはロンドンでレスラーと試合をしたりしてそれなりに知られていて1920年頃には道場ができた。もしかしたらプリプリ世界でも有名かもしれない。シャーロック・ホームズは1894年に日本式レスリングのバリツを披露した。進んでるなあ。
 格闘技の歴史は面白いので良かったら調べてみてください。諸説あるし、そもそもイギリスが分裂しているので我々の世界とは武術の歴史も違うかも。どちらにしても日本に興味のないロンドン人にとっては関係なくて、カンフーで煽ってくるんだろうけど。


 チーム白鳩迫真の土俵入り。
 決闘の煽りと同じく日本の認識を誤っているけれど、こちらは相手の国に関心を持っているのは十分伝わってきて良い。国を間違っていないだけでも嬉しい。インターネットも無いのによく調べたなあ。やっぱり日本といったら相撲なのか。キリストが生まれたくらいからやってた歴史の長さは伊達ではない。
 なんだか冷静に感想を書いているようだけど、初見時はそれはもう頭が回らなくなるくらい笑った。
 もしもプリンセスがプリンセスの皮を被ってなかったら、股を開きしっかり腰を落とした四股を披露したのかなとか思っちゃだめですか。そうですか。


 ところで、今回の話は日本人専用になってはいないだろうか。海外のファンがトンチキ土俵入りを見て「うんうん、やっぱりサムライといったらスモウだよね。美しき友情、国際理解だ」と納得してしまうのではないか。
 現代社会は便利なもので、アニメが海外でどう見られているか気になったらネットを通してみることができる。Youtubeで「reaction princess principal」などと検索するといっぱい出てくるので見ましょう。ニコニコ動画のこういう動画もオススメ。

最後に一言。

叶わないはずだった願いが叶った……嬉しい……ありがとう……

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