2016年11月29日  雑記 

神戸ポップカルチャーセッション2016に行ってきた

神戸ポップカルチャーセッションとは
 兵庫県神戸市の新長田で1年に1度行われるアニメ系イベント。2016年で5回目の開催となる。同人誌即売や物販ではなく、ステージや展示が中心(たぶん)。
 新長田は横山光輝と縁のある土地であり、鉄人28号や三国志で町おこしをしている。最近はアニメ文化を取り入れていて、スタジオやコスプレスペースなどの施設がある。またアニメ制作会社も存在する。
(アニメファンは新長田より三宮に行くことの方が多いというのは内緒である)

神戸ポップカルチャーフェスティバル実行委員会
http://www.kobe-pop.com/
2016年のイベント広告
http://www.kobe-pop.com/festival/

入場~公開録音参加
 私がこのイベントに参加するのは、放課後のプレアデストークショー目当てに行った去年に続いて2回目。去年はポップカルチャーフェスティバルという名前で商店街全体を使い20も30も企画がある賑やかなイベントだった。今年は会場が狭くなり企画数が少なくなった。イベントが苦戦を強いられているのか、何か方針の転換があったのか。

 昼過ぎに入場。あまりにも人がいないので場所を間違えたかと思った。まだ時間が早いのと、ステージで行われているラジオ公開録音に人が集まっているのが原因らしい。私もそれに参加。
 今回の観覧が私の初めてのラジオ公開録音参加となった。
 地元で活動する歌手を紹介していた。本番中に出演者同士が知り合いと判明するのは地元タレントならでは。
 イベント終了後出演者が参加者と談笑したり会場周辺を散歩したりしながら次の出番までの時間を潰しているのを見てユルさに驚いた。

録音していたラジオの詳細はこちら。
http://jocr.jp/blog/heads.php
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%84%E3%81%A1%E8%90%8C%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA

展示
 このイベントはステージだけでなくいくつかの展示があった。その中でも大手前大学のメディア系学部学生による制作展示が印象的だった。

 聖地巡礼レポートが壁に貼られてあった。ハルヒやFateなどの定番から聲の形や文豪ストレイドックスなどの新作まで幅広い。
 大きなパネルに描かれたエロゲ風のイラストがあった。サイズは80センチ×80センチくらいだろうか。結構大きい。薄暗い夜にケモ巫女がこちらを見つめているという構図だ。私はエロゲをあまり知らないけれど、商業絵から持ってきたと言われても信じるくらいの質の高さと思った。
 プロジェクターで自主制作映像が流されていた。いくつかのアニメの中に混ざっていた等身大変身ヒーローの特撮作品が輝いていた。ストーリーがあまりない短編だけれど、燃える演出がいくつもあった。スーツの肘の部分から火を吹いてパンチの威力を増すとか。ああ、この人は特撮やヒーローが好きなんだなという感じだった。

 しかしこういう学部の学生は大学でこういうことをするのだなあ。なんかすごい。

会場の様子とコスプレイベント
 色々と見終えて少し散歩をする。
 会場は公民館のような建物で一部の部屋を借りてイベントを行っていた。通常の業務も並行して行われていて、普段通り利用している親子連れもいた。地元民が日常生活をする横でアニメイベントが開かれることに少し罪悪感があったりなかったり。

 「ぽぷかる」と並行してコスプレイベントも開催されていたらしい。10人強のコスプレさんがいた。
 建物には広場がついていてコスプレ勢はそこで撮影会を行っていた。様々なテクニックを駆使して撮影する姿を遠くから眺めるのは、コスプレ写真の舞台裏を見ているようでなかなか興味深かった。ここで撮影された写真はネット上に上がっているのだろうか。その撮影風景を私は見ていたのだ。
 左を向けば地元の子供たちがスポーツの練習をしていて、右を向けば非日常的な格好をしている人達がいる光景は、本当にわけがわからなくて面白かった。

神谷明トークショー
 夕方ごろのステージ。毎年行われているようで、これを楽しみに毎回参加する人もいると想像する。前回私はこのトークショーを見ていないので、今回が初めて。
 さすがに客がよく入っていて、8~9割の席が埋まっている。200人くらいいただろうか。周りを見てみると中年の人が多い。なるほどたしかに神谷明が刺さるのはそのくらいの年代か。中には神谷明ガチ勢らしき人もいた(強すぎる)。

 感想を一言で。すごいと言うのも失礼なのかもしれないけれど、やっぱりすごいんだなあ。

 序盤で披露してもらったロボットアニメの叫び声がとても印象的。すっごく太くて、まっすぐで、きれいで、若い声なのだ。本当に70歳なのだろうか。
 中盤以降、朗読を中心に優れた技術と話術に、場は盛り上がる一方。しかしそれでも披露したのは技術の一部にすぎないと言う。ファンは声優の優れた仕事を見ると「声優の本気」と誉めるけれど、一流声優の本当の本気はもっともっと先にあるのかもしれない。

 客席には子供も多かった。子供たちの中から、このイベントでプロの凄さを知り声優を志して夢をかなえ、初の単独ラジオでそのエピソードを嬉しそうに語る人とか現れないかな。そのときは、そのイベント私もいたよとニヤニヤすることにしよう。

 後半には現代声優の仕事について厳しい意見を述べる場面も。多くのベテランが指摘している問題だ。ネットで断片的に見ると、また言ってるよ、くらいにしか思わないこの話題も、編集などなしに直接言われると少し感じ方が違った。

 これからも声優を応援していこう。トークショーを見て、そう思った。

ラジオ公開生放送
 神谷明トークショーを楽しみ、さて帰ろうと思ったら何やらもう一つステージがあることを知り、せっかくだから見ていくことに。なんとラジオの公開生放送だ。公開録音に続き2つ目の初めてを経験することになった。
 番組の名前は青春ラジメニア。リスナーからのアニメソングリクエストを軸とした番組だという。
http://anitama.com/radimenia/

 この時初めて名前を聞いたのだけれど、なんだかすごい番組だそうで。
 1989年スタートの27年目で放送1400回以上。インターネットラジオの猛者「美佳子@ぱよぱよ」が15年目であることを考えるとすごい数字だ(私にとってわかりやすい表現)。1989年に始まったアニメを調べてみると・・・ドラゴンボールZだと!?
 ラジオに詳しい人なら「この御方をどなたと心得る!」と言いたくなるかもしれない。まあとにかく、私は初めて聴いたわけだ。

 再入場して異変に気付く。
 客席の雰囲気が、すごかった。
 一言で言うと「濃い」。某巨大掲示板でコピペになるような熱心なマニアのオーラを放っている。夜になって子供が帰ったこともあるが、神谷明トークショーからさらに年齢が上がり、平均40歳超えてそう。子供の心を失わず好きなことをやって生きてきた人たちという感じだった。
 周りで参加者同士が頻繁に挨拶をしているのを見た。彼らは長年のリスナーで、過去のイベント等で出会ったのだろう。ラジオからこんなに多くの人間関係が生まれるのが衝撃だった。本当に27年やってる番組なんだなあ。
 パーソナリティとリスナーが知り合い同然であった。しかも「これこの間約束したやつね」などと言ってグッズを受け渡しする始末。芸能人がファンを認知してるってレベルじゃない。

 私にとって驚きの連続であった。
 「なんかやってるから見ていくか」で参加した私にとってはハイパーアウェイと言えた。
 生ける伝説に何の準備もなしに会いに行くのは不敬とすら言えるだろう。
 まあそれでも番組はしっかり楽しませてもらったのだけれど。

 ゲスト一人目は『時をかける少女』などに関わった齋藤優一郎プロデューサー。10周年ということで、時をかける少女のことを話してくれた。オンエアされていないときにとても良いことを言っていた。
 ゲスト二人目はSuara。うたわれるものシリーズのことを話していた。オンエアされていないときにとても面白いことを言っていた。
 ゲスト三人目はAiRI。新曲紹介で『競女!!!!!!!!』の名前が出たとき、客席から笑い声が起きた。オンエアされていないときにとても興味深いことを言っていた。

 最後はライブのコーナー。Suaraは柔らかくも力強い歌声で場を綺麗な世界に変えていく。AiRIは音響機器を壊さんばかりの大声をぶっぱなし、会場を大いに盛り上げた。得意分野の違う、良い感じの組み合わせだった。
 今回のイベントで一番楽しかったかもしれない。特に「不安定な神様」は知ってる曲補正も働いて最高であった。
 歌手の生歌を聞くのは久しぶり。やっぱりプロは上手いなあ。

 終了時間は遅かったけれど、番組を楽しんだ参加者はまだまだ元気。生歌に刺激を受けてカラオケに行きたくなったという声も聞かれた。
 都合良く最寄り駅の前にカラオケ店があった。他の参加者に混ざって帰るとき、誰か本当に行かないかなと思って見ていたけれど、さすがにみんなまっすぐ帰ったみたいだった。

おわりに
 ステージの感想を書いているとつい楽しくなり長くなってしまった。「ぽぷかる」の雰囲気を伝えるという記事の意図からは離れてしまったかもしれないと反省している。
 確かに規模は縮小したけれど、それが逆に少ない企画への集中につながったようで、とても楽しめた。

 参加者が減ると消滅してしまうかもしれないので、この記事を読んだ人もぜひ来年行こう。いやほんとお願いします。

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2016年11月16日  OPED 

前奏部分が良いOPの前奏部分だけを語る

 アニメの初めに流れるOPはそのアニメの看板。ならばOPのはじめにある前奏部分はOPの看板といえる大事なもの。今回はOP前奏部分の良作を紹介していく。

(上の文は全部建前。本当は語りたい気分になっただけ)
(良いOPを全編ではなく前奏部分だけ取り上げる贅沢な記事であります)
(それではどうぞ)


灼眼のシャナⅡ 「JOINT」

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 かっこいいOP。メカがかっこよくて、陰影がかっこよくて、ギターがかっこいい。良い物がこれでもかこれでもかと詰め込まれている、質も長さも文句なしの、最高級の前奏部分。
 前奏から話はそれてしまうが、前奏に時間を割いたために歌詞のある部分が60秒しかないのにもかかわらず、物足りなさを感じさせないところも素晴らしいと思う。



レガリア The Three Sacred Stars 「Divine Spell」

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 20秒弱の前奏に5個くらいの場面が含まれていてスピード感がある。その1つ1つがかっこいいのはもちろん、OP後半で続きが描かれる場面もあり、丁寧に作られている印象を受ける。なんだか前奏が長いからいろいろ詰め込んどけー、という作者の声が聞こえてこないのが良い。
 いかにも歌が始まりそうなメロディの流れからさらに数秒前奏が続くところが、前奏部分ファンにはたまらないだろう。そんな層がどのくらいいるのかは知らないが。



ベン・トー 「LIVE for LIFE 〜狼たちの夜〜」

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 スーパーマーケットを舞台とした作品のOP。一人称視点のようなカメラと、流れていく商品棚。スピード感がある。日常生活の一部のはずのスーパーが、何か大きなイベントが行われる場所に見えてくる。
 たっぷり20秒の大好きな前奏部分。このテーマで記事を書くことにしたきっかけの一つだったり。



波打ち際のむろみさん 「七つの海よりキミの海」

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 体が動き出すようなリズムと切り替わりの早い映像。タイトルロゴに重なる光のエフェクト。トンチンカンで勢い重視の物語が始まることを予感させる。
 指文字を採用した珍しさからか、良OPの話になるとしばしば登場するこのOP。この曲のフルバージョンを聞いたことはあるだろうか。なんと前奏がショート版の4倍以上。前奏OP界の隠れた実力者と言えるのかも。



境界線上のホライゾン 「ZONE//ALONE」

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 えげつないOP。歌詞も、歌も、曲も、映像も、すべてがえげつない。ここでいう「えげつない」とは、かなり高いランクの誉め言葉と受け取ってほしい。
 そんなOPの中でも特にえげつないと思うのが前奏部分。何を食べればこんな前奏作れるんだろう。本当にえげつない。感情を優先しすぎて全く説明になってない。



日常 「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」

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 一見ただのキャラクター紹介型OPだけれど、いろいろと規格外の作品である日常はキャラクター紹介もどこかおかしさがある。へんてこなポーズや行動を見た人々はまず困惑し、何週か後に同じシーンが本編にも出たのを見て驚いたのではないだろうか。
 一方私を含む原作既読者は前奏部分を見て、あのエピソードを取り上げてくれるのか、製作陣わかってるな、楽しみだな、というふうに盛り上がったのであった。
 人によって楽しみ方が変わる愉快なOP前奏。



おジャ魔女どれみ 「おジャ魔女カーニバル!!」

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 魔女と言えば箒。箒といえば魔女。常識である。ならば魔女アニメが箒から始まるのは自然なことか。
 コマ送りしたくなるほど細かく動く上昇シーンは、見習い+小学生の勢いの良さが出ているよう。元気のいい曲との相性もばっちり。
 飛行姿勢が安定して、街を見下ろしながらゆったりと飛ぶところは、日常と非日常が交わっているみたいで好き。
2016年11月06日  作品別感想 

劇場版マジェスティックプリンス ちょっぴりネタバレ感想

 『マジェスティックプリンス』はスーパー戦隊を意識した作品なのだろう。5人組がそれぞれ異なった色のロボに乗り込む。キャストに特撮経験者がいる。ご丁寧に追加戦士まで登場する。
(ちなみに、『地球戦隊ファイブマン』にはレッドワン、グディーンヅゥー、ブルースリー、イエローフォー、ピンクファイブが登場する。ロボット名とちょっと似ているね)

 戦隊ものを意識しながらTV版を見ていると、少し気になった部分があった。中盤から終盤の入り口にかけて、メンバーが協力して強敵を倒していったけれど、最終的にボスとは1対1で戦ったということ。
 展開上自然なラストバトルだったけれど、最後まで戦隊風に行くのだと思っていたのでちょっと違和感があった。どちらかというと、何かと戦隊と比較されがちな仮面ライダーのイメージなのではないかと。

 マジェスティックプリンスは戦隊ものではないこと、スーパー戦隊でもラストバトルがリーダーと宿命のライバルの決戦であっても問題ないこと、仮面ライダーでも協力戦はあること。
 色々と承知している。それでも、気になってしまったのである。仕方ない。

 その点映画版では、ボス格の1体の敵に対して全員でかかり、協力技を披露するなどして倒している。この点TV版と大きく違う。
 戦隊ものとしても、マジェスティックプリンスとして見ても、良かったと思う


ロボットの動きについて

 ロボットアニメをそれほど見ない私だが、ロボットの動きについては気を付けている点がある。
1 パイロットの感情や動作をロボットの動きで表現しない方が良い
2 重い塊が動いていることを意識した動かし方が良い
 これは多分、サンライズアニメに植え付けられた価値観と思う。

 マジェスティックプリンスはこの2点に反する。何トンもある物体が、スタープラチナのように動くことを普段の私は認めない。それなのに面白いし、気持ちいいし、かっこいい。
 かっこよさの前にはすべてが塗り替えられてしまうのだなあ。
 価値観を貫通して面白さを感じたとき、自分の小ささを感じてしまう。


その他の感想

・次回予告のBGMは最高
・あの声優さんいつも口悪い役やってない?
・セブンアークスってTV版からいたっけ?
・クダパーヤ~(合ってるかな?)は積極的に使っていきたい
・杉田智和の声は映画に合う
・ジアート様かっこいい
・ブルーワン!!!あっあっあっ(理性崩壊)
・ゴールドフォー!!!あっあっあっ(理性崩壊)



一番言いたいこと


素晴らしい続編だった。おめでとうございます。
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Author:nama
アニメの感想を中心に私が色々なことについて投稿するサイト。
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