2017/12/31

2017年OPED10選

前言撤回。やっぱり書きたくなりますね。


プリンセス・プリンシパル OP「The Other Side of the Wall」

映像の全てと音楽の全てが刺激的過ぎて、見ていてちょっと身が持たないようなOPであり、最初のうちは見るうちに呼吸が荒くなって本編を見るどころではなくなるため、繰り返し見て体を慣らす作業を行った思い出がある。このOPを見ているときの私の体感時間は約7秒。


終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか? OP「DEAREST DROP」

この作品に限らず長い小説のタイトルは叩かれがちで、私もちょっとどうかと思うこともあるけれど、アニメOPでタイトルロゴを出すときには武器になるということをこのOPに教えてもらった。タイトルを画面いっぱいに出しているだけなのに美しいデザインになっている冒頭を見よ。

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曲の方も、0秒スタートのボーカルでぐっと心を引き付けられるし、力強くも悲しげな曲調が作品とあっている。本編のアフレコも含めて、田所あずさやるなあ。


リトルウィッチアカデミア ED2「透明な翼」

絶えず動く映像を見て幸せな気持ちになった。私は原則、良く動くものを見るためにアニメを見ているんだろうなあ。


少女終末旅行 ED「More One Night」

白黒アニメは私の原点みたいなものなので好きに決まっている。この辺りはいつか語ってみたい。白黒アニメの中でも、背景を止めずに全コマ少しずつ動かすアニメには良い思い出しかない。


鬼灯の冷徹 OP「大!地獄地獄節」

シロさんの声が好きなので、ほぼずっと歌い続けているこのOPが大好き。良い声を聴くって幸せってことなんだなあ。


キラキラ☆プリキュアアラモード ED1「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」

プリキュアも見ない、アイドルアニメも見ない、3DCGダンスアニメと無縁の生活をしていたので、突然このクオリティのものに触れるのは刺激が強すぎた。浦島太郎状態。あきらさんに惚れちゃいそう。


ヘボット! ED2「社会のルール」

賑やかなED1からまさかのしんみり曲へ路線変更。何かを示唆する場面の多さにヘボット民は大いに混乱した。大人の世界に染まらず子供の良さを残そうという歌詞を、子供向け番組でやるのも良い。


この素晴らしい世界に祝福を!2 OP「TOMORROW」

物語型OPは大体良作。パーティメンバーの個性を生かして任務を成功させる頼もしい本筋と、走りすぎて体調を崩す場面などの頼りない面のバランスが良い。みんなとにかく楽しそう。


進撃の巨人 ED「夕暮れの鳥」

一目ダーク・・・いや綺麗なED?・・・いややっぱりダークだこれ、という感じ(語彙不足)。EDから次回予告への流れが上手くキマる点は強調しておきたい。


おそ松さん OP「君氏危うくも近うよれ」

前期からはちょっとパワーダウンした感もあるけれど、ノンストップアニメは見ていて楽しい。ラストのゆっくりしたカメラ回り込みも好みだし、その場面のカラ松のスタイリッシュポーズが本当に好き。


次点
プリンセス・プリンシパル ED「A Page of My Story」
トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド OP2「ヘルプ ユー」
DYNAMIC CHORD ED2「ダイアモンドアイズ」


来年もOPED見まーす。

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2017/12/31

話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選

今年は本当にアニメを見られなかったのだけれど、10選できるくらいの数は見ていたようで良かった。毎年この記事を書いているとき、とても楽しいので。


ルールや他の方の10選記事は下のURLからどうぞ。

話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選
http://shinmai.seesaa.net/article/455468444.html

「話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選」参加サイト一覧
http://shinmai.seesaa.net/article/455612748.html



ヘボット! 第17話 「ネジささる、ゆえにヘボあり」

ホビーアニメによくある販促回で、ヘボットの様々な関連商品が紹介される。商品の中の一体が本物を罠にかけて居場所を奪い取ろうとし、さらにそこへパチモノまで参戦して大騒ぎ・・・。よくある販促回・・・なのかなあ?

この話の見どころは何と言ってもヘボットのパチモノであるパチボット。一目でパチモノだとわかる姿と、妙に貫禄のある声、東南アジア風の言語と顔面で繰り出すギャグは、見る者の脳裏に強く焼き付いたことだろう。

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ミョンミョンヘボラヘー!

日本の朝はヘボットから始まる。



おそ松さん 第8話

ショートストーリー中心のアニメ。クオリティがばらけやすく、なかなか1話丸ごと大好きということにはならないのだが、第8話は私の好きな回が揃った。

「合成だよん」
合成マシンで色々なものを合成するという新鮮さのないストーリーだが、主要キャラクター達が合成されてわけのわからない物体になっていく絵の面白さが抜群。このアニメの狂気・ダヨーンが主人公であることもおかしさを倍増させている。

このアニメ特有の投げっぱなしオチも見事。

「十四松とイルカ」
このアニメの狂気・十四松がイルカショーのイルカになる話。あらすじのおかしさについて説明は省く。ヒロイン的存在のイルカ指導員が曲者で、誠実かつ頭のネジが外れた言動で十四松を翻弄する。

1期から見ている人は「十四松は頭おかしい」「十四松回のヒロインはまとも」という先入観があるため、「十四松回のヒロインが十四松を翻弄している」展開に惑わされてしまう。ギャグなのか感動なのか、真面目なのかふざけているのか、話が進むにつれてどんどんわけがわからなくなっていく不思議な体験ができた回だった。

このアニメ特有の投げっぱなしオチも見事。



霊剣山 叡智への資格 第8話「血雲峡」

主人公の活躍を描くことの多いこの作品において珍しいサブキャラ回。といっても活躍するわけではなく、悪人に捕まって絶体絶命の危機に陥る。コミカルな印象のあるこのアニメだが、実際は、人が死ぬときは死ぬし、戦闘力に差があれば逆転はほぼ絶望の、厳しい世界。状況的に主人公が助けに来るなんてことも無い。一応メインキャラなのにこんなにあっさり消えてしまうのか?とは思うのだけれど、状況を打開する道も一切思いつかない。

普段見ているアニメでは味わえないような緊張感があった。中国アニメならではだろうか。

彼らが助かったのか、それともやられてしまったのかは伏せる。衝撃のラストに、登場人物と一緒に私も呆然としてしまった。



トミカハイパーレスキュードライブヘッド 第17話「巨大観覧車を止めろ!」

高度に発展して住みやすい代わりにやたら災害が起きる街でロボットのレスキューチームが頑張る作品。気になる今回の災害は、タイトルの通り軸から外れた観覧車が巨大な車輪となって街を破壊していくというもの。災害のバリエーションが豊かだなあ。

回転を止めようとする主人公たちの装備や作戦を、圧倒的な大きさと質量で次々と無効化して突き進む姿は迫力満点。ただ転がっているだけなのに「どうするんだこれ」という絶望感がある。

30分の枠の20分近くをAパートに割いて長々とピンチの連続を見せる大胆な構成がスリルを倍増させていた。その代わりとても短いBパートであっさり解決しちゃうのはご愛敬。それでも主人公たちをギリギリまで追い詰めた観覧車、恐るべし。



進撃の巨人 第31話「戦士」

先に原作を読んでいて、この回をどのようにアニメ化するのか全く分からなかった。次のような場面があったから。「少し距離を置いて数グループに分かれた人たちが、別々に会話する。あるグループは普通の会話をしているが、別のグループでは超重要なことを言っていて、会話は同時進行する」。会話を同時進行させるのは、吹き出しを使って会話する漫画向きの場面であり、音で会話するアニメでは難しいように思えた。

ところが放送を見ると、違和感なく見ることができたので非常に驚いた。超重要な事実があっさりと明かされる感じもよく出ていたと思う。

難しい場面を見事にアニメ化したことのすごさを評価して選出。



結城友奈は勇者である 第5話「さよなら」

戦闘少女もので葬式をすることも珍しくなくなってきたけど、なんとこの話では10分くらい葬式している!勇者であるシリーズ特有の趣味の悪さが全開。

式の中で、世界を守るために子供に戦わせることが当たり前となった社会の歪さが強調される。静かな葬式の場面から、感情を抑えきれなくなった主人公の絶叫へ繋がる音の演出が、素敵だった。この素敵な音の演出を映画館で聴けたからこそ選出したと言ったら、「テレビアニメから選んでないじゃないか!」と叱られてしまうだろうか(笑い)。



ロクでなし魔術講師と禁忌教典 第2話「ほんのわずかなやる気」

第1話でヒロインから決闘を挑まれるテンプレート展開から敗北するという衝撃的なデビューをした主人公だが、第2話ではかっこよかった。授業の場面は主人公の優秀さの説得力があった。「呪文の詠唱をアレンジするとどうなるか?」。生徒と一緒になって興味津々で聴いてしまった。

最後にしっかり下らないオチをつけてくるところまで含めて素晴らしい。アニメ自身が、自分が何者なのかをよくわかっている。



少女終末旅行 第6話「迷路/調理」

広大な世界に二人ぼっち、と聞くと自然の中に居るように思えるのですが、この作品で周りに広がっているのは旧文明のビルや工場などの人工物ばかり。視聴を進めていくうちに、不思議とこれらの人工物が自然に見えてきた。背景が一番自然っぽい第6話が好き。ウネウネとしたパイプが印象的。

2人がおいしいものを食べている姿が好きだし、もちろんポニテユーも好き。ポニテユーいいよね。



この素晴らしい世界に祝福を!2 第8話「この痛々しい街で観光を!」

観光地の現地民が次々に宗教勧誘してくる場面で笑ってしまった。天丼ネタのペースを徐々に上げていき、ラストに少しタメを作ってから大きな笑いに繋げる流れがとても好き。

強引な宗教勧誘と無縁の人生を送りたい気持ちでいっぱいだ。



プリンセス・プリンシパル 第2話「case1 Dancy Conspiracy」

良いアニメに出会うときには2つの大切な瞬間があると思う。序盤に「もしかしたら面白いんじゃないか」と予感しわくわくする瞬間と、中盤以降に良いアニメであることが確定する瞬間の2つ。読者のみなさんはどちらの瞬間が好きですか?私は1つ目の方。

全話面白いこのアニメの中でも、特に好きなのが2話と8話で、それぞれ私にとっての1つ目の瞬間と2つ目の瞬間にあたる。どちらも最高なんだけれど、好みの差で今回は「2話が好きだった」と書き残そうと思います。

いや~~~~~でも8話選ばないとかバチ当たらないかなあ・・・。



来年もアニメ見まーす。


関連記事

2015年版
http://namaanime.blog.fc2.com/blog-entry-32.html

2016年版
http://namaanime.blog.fc2.com/blog-entry-125.html


2016/12/31

2016年に見た全アニメの感想 雑語り

 ものすごく適当に語る。順番は適当。忘れてるのがあったらすみません。

TVアニメ編

投稿時点で完走しているもののみ。
書いてない作品の中に10話くらいで止まってるアニメが複数あるので近いうちに見る。ゆるして。

おそ松さん
 投げっぱなしのスタイルがどうしても好きになれない人も多いだろうが、投げっぱなし大好きの私からすると素晴らしいアニメなのだ。ただし6人で声を合わせる演出は好きじゃない。

魔法少女育成計画
 キャラの掘り下げや山場を待つ、物語の一般的な楽しみ方が通用しない作品だった。英雄になりたかった青年が幼女かするとお姫様を目指すようになるとは面白い。

てーきゅう7期&8期 →単体記事
 8期もやられるとどの話が何期だったか忘れてしまい感想が書けん!

灰と幻想のグリムガル →単体記事
 大きな出来事があっても淡々と描いていくのが特徴。それだけに4話の見せ方はどうだったんだろう。

魔法少女なんてもういいですから →単体記事
 ゆずかとミトンの関係を徹底的に保留したところが、方針を貫いているという感じ。マスコット虐待時の、時には声優がキャラ声を忘れるほどの熱演が印象的だった。シーズン2でこのアニメは西明日香死なないんだなあーと思ってたら幽霊で出てきて笑った。

バーナード嬢曰く。
 1話切りしなくてよかったアニメリストに加えよう。男いなくていいじゃんとならなかったのもプラス。

逆転裁判
 サユリさんは原作ファンの心の支えなので変な扱いをされるとマジギレすることになるんだよなあ。

くまみこ
 自分は好きだけど他人にはオススメしないアニメいうものが私の中にはあるのですが、このアニメはその極地。絶対にオススメしない。でも存在がなくなってしまうと私が楽しめなくなるので困る。

石膏ボーイズ →単体記事
 最初は設定の意外さに惹かれたけど話が進むにつれてその点も魅力と思わなくなっていった、という感想を持った人は知らず知らずのうちに石膏アイドルの存在を受け入れてしまっているのだ。

おじさんとマシュマロ →単体記事
 喜多村vs花澤という限界バトルを見た。(2人とも、言われているほど負け役が多いわけではないんだけども)

この素晴らしい世界に祝福を! →単体記事
 ネット小説に詳しくない私が多分人生で初めて見た、異世界転生から始まるネット小説らしいネット小説作品。トラックにも轢かれないし、チート無双もしないのを見て、どテンプレからはちょっと外した方が受けるんだろうなあと思った。

宇宙パトロールルル子
 短い時間に詰め込んでいるのに嫌な感じがしないのはギリギリまで削っているからなのかなあ。もう一度見てみたい。短いから楽にもう一周できるしね。

ジョジョの奇妙な冒険第4部
 実はアニメで初めて触れた。遠出しなくても大冒険物語は可能というのは面白い。吉良がどんどん化け物みたいになっていくのが好き。
 最近流行りの分割2クールを苦にしない私だが、連続3クールの本作が終わるときの喪失感を味わってしまうと、連続クール派の気持ちもすこしわかった。

フリップフラッパーズ
 好きーっ!好きーっ!好きーっ!好きーっ!好きーっ!好きーっ!好きーっ!今年最高のアニメであった。
(いつか普通に書くので今はこれで許して)

学園ハンサム
 ニコニコ動画の配信でゲーム版キャストの再生数が常にアニメ版の2倍だったのが面白かった。

タブー・タトゥー
 1つ1つの技術はボクサーや柔術家などの専門家に劣るが総合力で勝負する総合格闘家のようなアニメだった。次から次へと違うものを出してきたので。

アンジュ・ヴィエルジュ →単体記事
 世界が5つあれば愛の形も色々あるという事実が良かった。

魔法少女?なりあ☆がーるず
 今までのシリーズで一番若手の演者はやる気が高かった。はなびの声がすごい。

魔装学園H×H
 バリエーション豊かな自主規制目当てに見ていたけれど後半はワンパターンになって残念だった。作画が厳しくなってたし仕方ないね。

Re:ゼロから始める異世界生活
 主人公を容赦なく追い詰める展開と連続アニメの利を生かした引きの強さが素晴らしい。今年最高のアニメ。

三者三葉 →単体記事
 葉山ちゃんが腹黒に見えて普通の良い子だったのが残念だった(少数派)。葉子様は美しい。

コンクリート・レボルティオ
 今はすごいものを見せられたという感想しかない。全て理解するのはとても大変なのだろう。なんせ世界や歴史を作っているのだから。

昭和元禄落語心中
 落語描写と人物描写がしっかりしていて、その2つが綺麗に絡み合っている。今年最高のアニメ。

映画アニメ編

遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS
 間違いなく今年で最高のアニメ。アレンジBGMが流れるたびにいちいち狂喜した。思い出補正の前に人はこんなにも無力なのか。

レッドタートル
 下の動画の10分30秒~を思い出した。(ネタバレかもしれないのでレッドタートル見てから聴いてね)


マジェスティックプリンス →単体記事
 作品らしさみたいなものを沢山詰め込んでいて、続編として完璧。今年最高の続編アニメ。いろんな作品のファンに、劇場版マジェスティックプリンス並みの作品理解力を持った続編が届けられたらちょっと平和になると思う。

ガラスの花と壊す世界
 わかりにくいアニメにするならもっとわかりにくくてよかった。佐倉綾音の最高傑作になるかもしれない。挿入歌の入れ方がいまいちで、挿入歌という文化が嫌いになりそうだった。絵の綺麗さは抜群。石浜監督作品。

selector destructed WIXOSS →単体記事
 このキャラを掘り下げるのかと驚いた。でもこのキャラ掘り下げないとselectorは終われないし、納得。最後の方の緑子の場面が好き。Love Your Enemysは今年最高のアニメソング。

KING OF PRISM →単体記事
 我が道を行きたがる私には珍しく口コミがきっかけで見に行った映画。ショックを受けた男性が奇声を上げる文化に触れてこなかったので冒頭で一気に引き込まれてしまった。他の場面にもパワーがこめられていて、多くの人をひきつけるだけのことはあると思った。これをギャグアニメと受け取ってしまうような人間でゴメンナサイネ。

ミルキィホームズ
 1、2期のときの輝いていたミルキィホームズが帰ってきた。数十分だけの素晴らしい夢を見せてもらった。今年最高のアニメ。ミルキィホームズとはこれでお別れになってしまうのかな。そうならないといいのだが。
 何よりも嬉しかったのはトゥエンティが声を出したことだ。
 見た直後に感想記事を作ろうとしたけれどうまく作れなかったことを書き残しておきたい。
2016/12/31

話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選

「話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選」参加サイト一覧
http://shinmai.seesaa.net/article/444986519.html

2015年 に続いて2回目の参加。さて私は今年どんなアニメをみたのだろうか?


昭和元禄落語心中 第1話
 物語スタート回。アニメを見ていて落語のレベルの違いがわかるところが素晴らしい。昔の知り合いの前でやる落語は未熟な者が何度かに一度だけできる会心の回をここに持ってきたことが伝わってくるし、師匠の前座の落語は未熟者が準備不足でグダグダになっていることがわかるし、師匠の落語のレベルが非常に高いこともよくわかった。落語の上手さ描写という、失敗するとアニメ全体が崩壊してしまうけど何をどうやれば成功するのかわかりにくい演出を、バッチリ決めてきたのがすごいと思った。
 こんなアニメを作られてしまうと目が肥えて困っちゃう。


ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第10話「イタリア料理を食べに行こう」
 シリーズを通して戦い戦いまた戦いときたので、能力者が襲い掛かってこない展開がとても新鮮。他のシーズンと違い敵を倒すための旅に出ないこととあわせて、第4部の雰囲気がわかったような回だった。
 億泰の食レポとリアクション芸が最高。高木渉で良かったなあ。


おそ松さん 第17話「十四松まつり」
 不条理ネタが多いこの作品、その中でも飛び道具と言われるキャラの「十四松」がメインのショートストーリーが詰め合わされた回。面白くならないわけがない。
 圧巻は「十四松と概念」。自分のアイデンティティについて考えるうちに自分の体を書き換えていき、ついには文字になってしまうという内容。普段を超える不条理さを見せたこのエピソードは最後の話に持ってくるのが相場だが、なんとこれをAパートの最後という前半部分に置いてきた。最強キャラ・十四松の主役回ではまだまだネタに余裕があるのだというアピールに見え、底の知れなさを感じた。


ヘボット! 第10話「土星は地獄だ!」
 ハチャメチャギャグアニメヘボットの中でも地獄めいたテンションの回。この回で戦う土星ババアという敵が非常に濃い。まず名前が濃い。名前の通り土星に住んでいて、観光客の乗り物を自分に都合のいい理論でコレクションしている巨大な青いアリのような生き物。この土星ババアが悪行を止めに来た主人公たちに恋をして自分のコレクションに加えようとする。主人公もこんなのに狙われて災難だ。土星ババア戦のほかにも放屁で宇宙へ進出したり、牛丼の上を舞台としてバトルしたり、暴走した巨大入れ歯が市民を襲ったりと盛りだくさんの内容。文字で表そうとするほど無理が出るのがつらいところ。
 ヘボットのことを少しだけ知っていて、この作品ならそれくらいのことはするんじゃないの?と思った人は1話から順番に見ていってほしい。10話は何か様子が変だから。
 

アンジュ・ヴィエルジュ 第9話「誰よりも速く」
 5つの世界が繋がった世界が舞台のこの作品では、世界ごとに異なる愛の形が登場する。私が好きなのは「白の世界」の、愛する者は1つになるべきだという理論。白の世界は何もかもデータ化されているため、文字通り2人が1つになれるのだ。多彩な世界がある設定が生かされていることと、他の世界以上の急進的な考え方に、感心してしまった。
 見せ場はやはり後半の競争シーン。ロボ少女がエンジン音を鳴らしながら飛行したり、無限大の半分(!?)のスピードを出したり、重力スリップストリームしたりと、アンジュ・ヴィエルジュ特有のトンチキな展開盛りだくさんだが、それでもしっかり盛り上がる。一直線のスピード比べは人間の心を熱くするのだなあ。音楽も良かった。


Lostorage incited WIXOSS 第2話「少女/理想と現実」
 カードゲームを始めてみたら友人、信用、進路、安定した生活を失い、ついには長年の心の支えを失うところまでを1話かけて徹底的に描いた回。つまり、カードゲームを始める→人生のどん底に落ちる、ということ。販促アニメでこれをやるのか、マジかよカードゲームやめます。趣味は悪いけど、やっぱり不幸物語は面白い。
 内容も良いけれど第2話のメインは開幕数秒、アバンとOPが一体化しているところ。視聴者のタイミングを外して入ってくるのでびっくりしてしまった。これのせいで3話以降のOPが物足りなく感じるくらい好き。


灰と幻想のグリムガル 第12話「また、明日――」
 この作品は、世界の構造や謎にはほとんど触れず、ひたすらパーティの様子を追いかける。だからこそここまで視聴を続けてきた者からすると、パーティメンバーの成長がとても嬉しいんだ。子供の成長を見守るのってこんな気分なのかな。中盤にあったメンバーの成長についての説明があっさりしていたのは不満だったけど、最終回で困難を乗り越える姿を見てフラストレーションが一気に裏返ったので、これで良かったのかもしれない。
 特に好きな場面は、1.首飾りを渡そうとして息が合わない2人、2.爆発をバックに立つシホル。
 あと、これは視聴済みの人に伝わってほしいのだけれど、EDテロップの出し方が素晴らしいんですよね。グリムガルのアニメで一番未見者にバラしてはいけないのはあそこだと思っている。


ふらいんぐうぃっち  第8話「常連の鳴き声」
 現代社会と同じように現代アニメも忙しく、次々にイベントをこなさなければならない中で、この作品は本当にイベントが少なくて時間の使い方が贅沢。特に第8話は世間話をしていたら終わってしまう上に、オチのつけ方がバッチリはまっていて好きな回。優しくも下らないオチを見たとき、「ぜ、贅沢~~~~!」と叫んでしまった。本当にこれで1話使ってしまっていいの?いいんです。


Re:ゼロから始める異世界生活 第15話「狂気の外側」
 どんどん落ちていく回。これ以上に悲惨にはならないだろうという状況から、何度も落ちる。三段ドロップという感じ。死んでも平気な主人公を追い詰めるために精神を攻めるのはわかるが、一度折ってから無理やり立ち直らせて、再び折る念の入れようはひどい。
 しかもここがどん底ではなくて、これ以降の話でまだ落ちる。本当に容赦がなくて意地悪な作品だ。
 第15話の終盤で、視聴者の意識を画面下に向けておいてから画面上で動かして、最後に特殊テロップ(特殊EDではない)を流す演出が本当に好き。ぼんやりとした表現はネタバレ配慮。見た人に伝わってくれ。


フリップフラッパーズ 第1話「ピュアインプット」
 この作品に関してはまだ言葉にできる気がしない。この回を見た時の私は自室の床に横たわって極度の興奮状態になり、体をびくびく震わせ、「あー、あー」と脳の機能が停止した声を漏らしていた。一番苦しかったのは呼吸がしづらくなったことで、いつもの自然な呼吸は失われ、苦しくなってから「あ、息吸わなきゃ」と気付いて呼吸をする状態だった。アニメで人を殺すことは可能なのかもしれないなあ、と思った。
 感想記事なのに内容の話しないでごめんなさいね。
 アニメ以外も含む、今年の体験の中でも最高のものの一つ。



 今年は去年に比べてアニメに割く時間と気持ちが少なかったように思う。せっかくいい作品が揃っていたのにもったいない。来年に向けてアニメ好き力を高めていき、今年よりさらに良い年にすることを目指そう。
2016/12/31

2016年TVアニメED10選

フリップフラッパーズED 「FLIP FLAP FLIP FLAP」

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 不思議な世界を冒険する二人。上下で別々の動きをしていて楽しさ2倍。多分、この作品とこの世はこの二人のためにあるのだろう、そんな気持ちになる。
 強力な前奏が本編に重なっている効果で、大抵の展開は「あー、良かったねー」と言えた。後ろの方でかすかに鳴っているプチプチ音が不思議感を倍増させる。あとユクスキュルがかわいい。
 気に入りすぎて街を歩きながら歌ってたところ、前を歩いてた人が驚いて振り返ってきた(マジ話)。


甲鉄城のカバネリED 「ninelie」

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 花が川を流れていくED。とても繊細に描かれていて美しく、途中で色が変わるためいつまでも飽きずに見ていられる。あとAimerすき。


ノルン+ノネットED  「ゼロトケイ」

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 正直なところこのEDが示すものをあまりわかっていない。けれども歌声、旋律、映像のすべてが美しく、調和がとれていて、よくわからないままに美しさに圧倒されてしまった。このEDを見ていると頭がぼーっとしてくる。浄化されているのだろうか。


亜人ED2 「校庭の隅に二人、風が吹いて今なら言えるかな」

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 亜人EDは前半後半ともに影絵風アニメーション。ED2では各話から一場面ずつ切り抜かれ、影絵風になっている。初めから全話分流されることが特徴で、未来の話の分は先を楽しみにしながら見られるし、過去の話の分はあの場面だったのかと分かって楽しい。画像の場面、後半開始の早い段階から特殊な黒い幽霊の存在を明かされて、わくわくしたものです。


くまみこED  「KUMAMIKO DANCING」

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 二人がこれまでずっと一緒にいて、これからの一緒にいるだろうことがよく伝わってくる。そりゃHAPPY DAYだし、そりゃ空も飛ぶわ。


この素晴らしい世界に祝福を!ED  「ちいさな冒険者」

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 ハイテンションギャグ作品のEDがのんびりした曲というのは良いものだと、このEDで知った。アニメに集中して精神を二次元に持っていかれた状態から日常に戻りやすくなるから。


おそ松さんED2 「SIX SHAME FACES 〜今夜も最高!!!!!!〜」

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 ED1より若干パワーダウンした感もあるけれど、やはり実写EDアニメは私に刺さる。6人の服が腕を組んで踊る場面が好き。


ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? ED 「ゼロイチキセキ」

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 歌詞が素晴らしいので読んでみてほしい→歌詞 第1話やそれより前のことを表していると考えると感じるものがある。そのアニメ専用の歌が主題歌になるってやっぱりいいね。


Lostorage incited WIXOSS ED 「undeletable」

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 本編が暗い雰囲気で曲が寂し気ならば歌詞はひねりにひねったものになるのかと思いきや、わりと直球だった。それだけにパワーがある。生まれたままの姿の2人を映しながら歌われるサビ頭(「消したくない~」)は空白なく一気に歌われるからか頭にすっと入ってきて印象に残っている。


学園ハンサムED 「真・ハンサム体操でズンドコホイ」

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 これを選ばないと自分じゃないような気がしたし、今年のED10選が終わらないような気がしたので、選ぶ。なんかすみませんね。楽しいEDって意味では今年トップクラスということで、どうすか?